東北の実家で暮らし始めて3ヶ月が経ちます。
まだ肌寒かった初春を通り抜けて、夏がやって来ます。
まだ6月なのに30℃以上の真夏日が続き、早くも夏バテ気味になっていますが、今朝の穏やかな曇り空が、熱くなった体を少し冷ましてくれています。
今日は夏至。
一年で最も昼の時間が長い日です。
スピリチュアルな世界では、この時期、宇宙のエネルギーが強く降りそそぎ、新しい地球へとシフトし、私たち人間もアップデートされる、と言われています。
実際そうなのかなと自分のアンテナを立ててみると、確かに、エネルギーが変わってきているようにも感じます。何の根拠もありませんが。
考えてみれば、この地球も、人類も、変化と変容を繰り返しながら進化してきたので、目に見えない領域で少しずつエネルギーが変化するのは当然とも言えるでしょう。
仏教用語で「諸行無常」という言葉があるように、「全てのものは変化し、永遠に同じであることは無い」のだから、私たちも人生の変化を受け入れ、抵抗せずにシフトしていくのが自然な流れなのかもしれません。
どうせ変化するのなら、自分の望む人生、幸せな道を歩みたいものです。
夏至のエネルギーを活用して、望む人生へシフトする方法を考えてみました。
まず第一に、「今この瞬間、幸せであることを望むと決めること」が重要だと思います。
幸せであるためには、過去の苦しみや未来の不安に抵抗するのをやめて、「今」幸せであることを選ぶ必要があります。
毎日ご飯が食べられること
安心して眠れる家があること
仕事があること
健康な体があること
家族がいること
こういった、今あるものに意識をすることで、自然と感謝の気持ちがわいてきますね。
それが幸せへの扉であり、またすべてであるとも言えます。
第二に、「自分にとって幸せな人生をイメージして感じること」も大切です。
今の状況は置いておいて、どんな自分だったら幸せを感じるか、静かに考えてみましょう。
私の場合は、愛するパートナーと家庭を築き、自然に囲まれた我が家で美味しいご飯を食べる。
人の成長・変容を促し、その人がのびのび生きられることを応援する。
ピアノや音楽を奏でることで愛を表現する。などです。
ポイントは、それをイメージした時に、心がふわっと温かくなるような感覚を持てるかどうかです。
その感覚こそが、「今この瞬間、幸せであること」なのだと思います。
理想の人生を願っていい、叶えていいと、自分に許可することも大切でしょう。
そして第三に、「今できる一歩を踏み出すこと」です。
今の幸せを感じてヴィジョンを描くことだけでも、少しずつ変化が起こってくると思いますが、今出来る範囲で行動することが、最も大きな変容を促すことになるでしょう。
気になる人に連絡してみる。
食事を丁寧に作って味わう。
興味のあることの情報を調べてみる。
それについて人に聞いてみる。
些細なことでも、何か行動することで、予想もしていなかった出来事に結びついたりするものです。
自分でイメージできる枠を超えて、誰かと関わることによって起こる体験は、きっと人生を豊かにしてくれるでしょう。
この三点を意識すると、自分のエネルギーが活性化し、ワクワクした感覚になる人もいると思います。
同時に不安やドキドキも現れるかもしれませんが、それは表裏一体の関係なので当然のことなのです。
恐れの思考は気付く程度にして、本当の願いに意識を向けていきましょう。
今日は夏至のエネルギーを活用して、あなた自身の「今」に寄り添ってみてはいかがでしょうか。
夏至の日に幸せを望む
