6月から、朝のオンライン読書会に参加しています。
5時に起きるのは大変だけど、2週間でようやく体が慣れてきました。
みんなで数ページ読んで、感じたことをグループで話し合い、今の気持ちをシェアします。
これが、楽しい。
とても、楽しい。
本を読みながら「それについてどう感じているか」と考えることで、自分の生活や人生について考えるキッカケになっています。
普段であれば、本を読んでも「なるほど、そうか」とスルーしてしまう箇所でも、一つ一つ丁寧に感じていくことで、自分の気持ちや想いが湧き上がってくるのです。
また、読書会という「発言」する場に参加することで、何かしゃべる必要があるので、おのずと内省させられます。
これによって、自分が感じたことを話し、相手が感じたことを聞くことが、私にとって大きな癒しになっていることに気づきました。
自分の脆い部分や本心を出すほど、「受け入れられている」と感じるし、聞いている人の心にも響いて、みんなが癒されるという共鳴が起こっています。
よく、自助グループで同じ悩みを持つ人同士が話をする場が持たれていますが、それに近いのかもしれません。心が広がっていくように感じます。
私の中の古い傷や、過去に辛かったと記憶が、少しずつ、溶けていってるのかもしれません。
何より一番の醍醐味は、「それをみんなで分かち合うこと」だと思います。
自分が感じていることを話し、みんなに聞いてもらう。
相手の話を聞いて、それに共感する。受け入れる。
この分かち合いが、癒しです。
「帰属意識」を感じているのかもしれません。
私はここにいていい。私は受け入れられている。という感覚。
様々な人が集まるこの場所で、年齢や肩書を抜きにして、一人の人間として対話できる場所がありがたいです。
繋がりと静寂を感じられる朝に、感謝がやみません。