3週間のメキシコ旅行。
後半の10日はグループを離れて1人で旅を続けることに決めました。
まずは、カンクンから首都の「メキシコシティ」へ飛行機で移動しました。
1人旅をするつもりはなかったので、事前情報を得るために、まずはメキシコシティの日本人宿「サンフェルナンド館」に予約を入れました。
シングルルームで1泊50ドル。スペイン語圏の異国で、日本語が通じる宿はとてもありがたいです。
メキシコシティ空港からウーバーで30分程の距離にあり、街の中心部に位置しているので、徒歩圏内に飲食店もたくさんあります。
ホストの女性は面倒見がよく、お母さんのように色々と気にかけてくれました。
連絡はWhatsApp (ワッツアップ) を使いました。
コロナ渦で、帰国時にPCR検査を受けて陰性証明書を発行してもらう必要があるため、帰国直前にまた宿泊することにします。
前半の10日間の旅の疲れもあって、2泊した日本人宿ではほとんど眠っていました。
知らない人達と知らない場所で過ごすことは、心身にとって大変なことだったようです。
動いている時は興奮して気付かないけれど、ふと1人になって休んだ時に、どっと疲れが出てきました。
ここで休めて本当に良かった。
メキシコシティは首都なのでとても活気のあるにぎやかな街でした。
屋台で食べたタコスが美味しかったです。
色々と観光スポットがあるようですが、私はあまり行動する気にならず、昼間にブラブラ散歩する程度でした。
歩いていると、ふらっと治安の悪いエリアに入ってしまったようで、パーカーのフードをかぶって足早に通り過ぎました。
無知ほど怖いものはありません。
安全でないエリアは現地の人しか知らないことも多いので、1人で歩く際には十分気を付けなければなりません。
さて、1週間をどう過ごすか。
広いメキシコを移動するのは大変なので、高速バスで4~5時間程度で行ける都市に行くことにします。
カラフルな建物の景色で有名な「グァナファト」、世界遺産の美しい街「サン・ミゲル・アジェンデ」へ行ってみることにしました。
この時私は、不安よりも、自由に行動できる解放感を感じました。
1人は寂しいけれど、私を強く、たくましくしてくれます。