グアナファトのバスターミナルから市街地(セントロ)まではウーバーで約15分。バスだと20~30分です。
私は地元感を味わうためにバスに乗ってみることにしました。
途中、英語で話しかけてくれる人もいましたが、親切なのか、ぼったくりなのか見分けがつきません。
人の流れに乗ってしばらく歩いていたらバス停に着きました。
車内は満杯の大混雑。
若い人が年配者に席を譲ったり、重い荷物を運ぶ人を乗客が助けたり、みんなで協力し合って乗っています。
日本だと、席を譲るのはどこか「義務感」のようなものがありますが、ここメキシコではしごく当然のようでした。
市街地に到着し、バスを降りて宿を探します。
今回宿泊した「Hostal Encounter Guanajuato」は日本人宿となっていますが、日本語を話すスタッフは不在で、利用客のほどんどが外国人でした。
ドミトリーもありますが、私は個室派。清潔で安心して過ごすには十分でした。
また、宿には日本食レストランが併設されており、久々に味わう日本の味に感動。
何度もそこで食事をしました。
せっかくなのでサント・カフェ(Santo Café)というレストランにも入ってみました。
窓から景色の見えるお洒落なお店。
メモを見ながらスペイン語で注文します。
オムレツとお豆の煮物?と、カフェラテ。
私は1人でここにいるんだ。
無事に宿にチェックインできた安心感と、この街との出会いにワクワクして、とても嬉しくなりました。
グアナファトは街全体が世界遺産となっており、カラフルで歴史ある街並みが美しく、歩いているだけで楽しくなってきます。
観光地で治安も比較的良かったです。
日が落ちる頃、グアナファトの街を一望できる「ピピラの丘」という展望台に行ってきました。
宿のスタッフにはケーブルカーで登った方が良いと言われたのですが、乗り場が分からず、道を歩いているうちに、展望台の方まで歩いて登っていました。
階段と急な坂道が続くので、歩いて行くのはとても大変です。
ケーブルカーを利用するのが良いと思います。
展望台からは、本当に美しい眺めを見ることができました。
グアナファトは「おもちゃ箱をひっくり返したような景色」と言われますが、まさにその通り!
カラフルな街並みに感動しました。
日が暮れて、夜景もまた絶景。
月の光に照らされながら、旅をしている実感がこみ上げてきました。
メキシコ旅 ~Episode5 カラフルな世界遺産の街 グアナファト~
