メキシコ旅 ~Episode6 サン・ミゲル・デ・アジェンデに恋をした~

メキシコ2021

グアナファトから高速バスで1時間半~2時間。
最後の街、「サン・ミゲル・デ・アジェンデ」に到着しました。

なんとも覚えにくい地名ですが、こちらも世界遺産のカラフルな街ということで行ってみることにしました。

バス停からはウーバーで宿まで向かいます。
急こう配で細いレンガの道。
宿に無事に着くまではいつもドキドキです。


今回の宿は「Hotel Casa Maricela」という小さなホテルです。
このホテルが大正解!アットホームで、部屋のインテリアも可愛いし、バルコニーからの景色も最高です。








1人旅で格安ドミトリーを選ぶ人も多いですが、私の場合、宿の満足度が旅の満足度になるので、少し金額が高くても良い部屋を選ぶ方が上手くいくことが多いです。

節約はしたいけれど、プライバシーと清潔で安心できる空間が大切。
旅のスタイルは人それぞれなので、色々と経験しながら、私に合ったスタイルが分かってきました。

さて、サン・ミゲル・デ・アジェンデという街。
メキシコ旅で一番大好きな場所になりました。

カラフルで美しい街並み。
穏やかな空気。
お洒落なカフェやレストラン。

一目惚れです。

自分に合った場所にいると、人は元気になるような気がします。
ただ生きているだけでエネルギーが沸いてくる。

住む場所、職場、人間関係なども、自分に合った場所に身を置くことが、何よりも自分を活かすことになるのかもしれません。

街を散策をしながら、事前に調べておいたチュロスで有名なカフェ「Chocolates y Churros San Agustín」に行ってみました。

店内で作っている出来立てのチュロスとホットココア。
緊張して疲れた体に甘さが染みます。





休憩した後は、「El Mirador」という街を一望できる場所に向かいます。
坂道を15分程登ると、サンセットを見るために何人かの人が集まっていました。
私はこの景色が大好きになり、暗くなるまでずっとここで過ごしていました。






人は、やろうと思えば何だってできてしまう。
行こうと思えばどこにだって行けてしまう。

メキシコという、日本から遠く離れたこの街で、私は1人で前を向いて歩いています。